経営計画の意味を見出す

こんにちは。代表 加賀城です

今、自宅で新聞を取ってらっしゃる方も減っていると聞きます。私は、紙情報の利点である「視覚記憶からのサーチしやすさ」から、いまだに会社で新聞を2誌とってます。

そのうちの1つ、日刊工業新聞でとっても身近な記事を見つけました。

「経営革新計画承認」

地域紙面なので東京都で承認された法人名と事業名が載っています。製造業以外にも建設業、ソフトウェア、自動車整備、飲食チェーンなど多種多彩。経営革新計画は、中小企業が「新事業活動」に取り組み、「経営の相当程度の向上」を図ることを目的に策定する中期的な経営計画書。承認を受けると、融資枠が増えるなど公的支援策が得られます。

ですが、私が支援した企業さんを見ると、「融資枠」などという分かりやすいメリットを大きく超えたメリットを社長さんは獲得されているのです。

それは・・・・

自社の意志で企業を拡大継続するための、確信がもてる方向性。

下請企業の大部分は、取引先企業の生産動向や納期に追い立てられ、目の前の作業の積み重ねに奔走しています。この頑張りが今までもこれからも日本を、世界を支えるのですが、他社に左右されずに会社を継続的に大きくするためには

「5年先を見据えた、事業の柱、人の柱、設備の柱」を準備する

平たく言うと、「経営計画を立てて、新事業で会社を続けるために人材・機械設備・資金繰りを育てていく」、ということです。

大企業であれば経営計画を立案、実行後の修正を行う専門部署がありますが、中小では、社長そして幹部の業務。生産業務や日々の営業で忙しい中で、計画迄回らない、とはおっしゃいますが、「計画」こそ、企業が伸びる力。そして、最も実践的なツールが

「経営革新計画」であると考えます。経営革新計画の実例の考え方については後日掲載したいと思います。

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