創業動機について(1)なぜ創業動機が重要か

創業を予定の皆様、こんにちは

創業・新事業 挑戦をサポートする 合同会社フェニックス経営研究所 加賀城 剛史です。

子供のころ、なんで~どうして~と根掘り葉掘り聞いて怒られた経験がある方いらっしゃいますか。私がそうでした。疑問に思っちゃったものは聞かないとすっきりしない。実に困った性格です。空気は読めないし、なぜそこを聞く!と嫌がられます。でも見方を変えれば、好奇心旺盛。

独立自営になると、なんで独立するの?いい会社に勤めていたのにもったいない!なんて言葉も何度も聞く事になると思います。今日からなんで?に答えるお話です

今日から3回は創業動機について深堀していきましょう。

1. なぜ創業動機が重要か

2.創業動機の見える化

3.創業動機が放つメッセージ

今日の項目: なぜ創業動機が重要か

日本政策金融公庫の創業計画書フォームです。

左側の一番上に、創業動機を書く欄があります。(創業されるのは、どのような目的、動機からですか)とかっこ書きで書かれています。

意外と戸惑う創業者の方も多いと思います。

「何を書いたらいいの?」

 さて、創業動機をなぜ書く必要があるか、考えたことが在るでしょうか。

 それはずばり本気度を見る材料の一つとして、考えられるからであると私は思います。

 思い付きで準備もせずに開業しようとしているのは論外として、動機が自分の利「だけ」では、経営者に「必ず」待ち構える幾多の困難を乗り越えられないだろう、と考えるからではないでしょうか。その困難は、実際経営者にならないとわからない、全体を見る立場でなとわからないものです。

例えばですが、会社を退職するそのほとんどの理由は人間関係です。ところが独立あるいは代表者の立場になると、同僚など以内に等しく、仕事上ではお客様、部下、仕入先など強力な利害関係が絡む人間関係となり、思い通りにいかないことから人間関係の構築をスタートする必要があるのです。

 それでも、突き進む理由は何ですか?という問いに答えなければ、自社の大切な預金をその方にお貸しすることが出来ない、という事は理解できるでしょう。

創業動機をどう書くのか、どう見えるかしていくのか。次回のブログで書きたいと思います。

では、また。

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