社長業を見直す
こんにちは。組織有機化を助ける、合同会社フェニックス経営研究所 代表社員 加賀城です。
ゴールデンウィークから1週間以上たちました。皆さん、調子はもとに戻りましたか?
五月病の新入社員はいらっしゃいませんか?
さて、私は「社長業」について考えてみました。
私は、ドラマや漫画のようにふんぞり返って重役椅子に座っている社長を見たことがありません。皆さん、常にお客様から電話を受け、従業員さんからは質問攻め。地方の取引先・提携先。更には海外に出張の日々。週1日しかない休日は、お客様とゴルフ。中には、従業員が引き上げた夜から地域のNPO活動に参加される方もいらして、本当に頭が下がる思いがしています。
しかしながら、10人くらいの従業員さんがいらっしゃる会社では、「これは、ちょっと見直す時期に来ているのでは?」という社長さんもいらっしゃいます。そういう社長様は、既に気づいているのです。目の前の業務処理に忙殺されていることを。
社長は、10名ほどの小規模、年商1億以下であれば、八面六臂の働きと常に脳みそを働かすことを要求されるのは、仕方ありません。ですが、年商が2億を超え、15名を超すようになると
目の前の短期(今期)⇒3-5年後に年商3億にするためには。
といった長期的視野で「プレイングマネージャ」から「プレジデント」にシフトする必要があります。具体的には
①売上高・利益、節税といった当期の経営成績や資金繰りから、資産のバランスや「知的資産」など中長期の資金調達や企業価値に直結するものへ
②既存事業の地固めから、新規事業思考へ。
そして
③直接指示による工事現場や工場の統制から、自発型の工事現場・工場へ。
スイッチする必要があります。
次回は「自発型」について詳しく考えます。
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