組織の自発化

こんにちは。組織自発化を助ける、合同会社フェニックス経営研究所 代表社員 加賀城です。

夏が近づくことが実感できる季節になり、薄着の目立つ浅草です。

さて、私は「自発化」について考えてみました。

前回、「プレイングマネージャ」から「プレジデント」に社長業をシフトするために、

③直接指示による工事現場や工場の統制から、自発型の工事現場・工場へ。

と書きました。

では、自発型の工事現場・工場とは何なんだろうか。

大辞林 第三版で「自発性」を調べると「他からの命令などによらず、自分から進んで事を行うさま」とあります。

つまり自発型の現場とは

「自分から仕事を」「命令によらず」すすんで行う現場。

命令仕事は、給料がかかっているし、社長が事細かに言ってくるのでやります。でも、命令しない仕事を自分からやるかどうかは、現場によって変わります。そして、効率性に直結してくるのです。

社長や本部役員があれこれ言わずに、「業務上の問題が解決され」「課題を設定・達成し」「新しいニーズに向かって常に改善・改革が進む」、そんな現場になることを「自発化」と言うのではないか、私は思います。10-50人の社員さんをお持ちの製造業・建設業の方と現場でお話ししながら思うのであります。

では、現場の自発化には何が必要か。私は、

①従業員個々が「自分から仕事を」「命令によらず」すすんで行えるコミュニケーション能力、問題解決能力、自分を律するリーダーシップ能力と業務技術を持っていること

②現場組織が「目標を決め、今までやったことがない業務にもチャレンジし、コンセンサスを保ち」ながら、「絶えず改善」を続ける目標達成能力と自組織成長能力

と言えます。

「自発化」のために必要な

○コミュニケーション能力

○問題解決能力

○リーダーシップ能力

○目標達成能力

○自組織成長能力

については、また次の機会でお話しします。

三社祭、見ているだけで血が湧き上がってくるのが分かります。見ているだけではつまらない!次の祭りには参加します。

フェニックス経営研究所へのご依頼・ご相談

フェニックス経営研究所へのご依頼・ご相談 DREAM GATE より承っています。

※起業支援ポータルサイト「DREAM GATE」は経済産業省の後援を受けて2003年4月に発足した日本最大級の起業支援プラットフォームです。