神奈川県で「機械・ソフトウェアの設備投資」をする企業向け。

「中小企業生産性向上促進事業費補助金」を活用しましょう。

神奈川県では設備投資をする企業様向けに、補助金が出ています。2024年4月から募集が始まっており、条件面も非常に便利だと感じました。

なお、下記の会話中に出てくる説明について、必ず公式ページ

https://www.pref.kanagawa.jp//docs/jf2/seisansei/r6.html

や公募要領

https://www.pref.kanagawa.jp/documents/107577/seisanseikouboyouryou.pdf)でしっかりご確認の上、申請やコンサルへのご依頼をなさってください。

どのような補助金なのですか?                          

一言でいうと、生産性向上に資する設備導入等。単なる設備の更新ではなく、そこには「この機械を入れる事で、この事業をやるのに生産性が上がる=人工少なくなる、スピードアップする、生産能力上がる、という事を申請書に書く必要があります。

対象となる企業は?                               

神奈川県内に事務所を有する中小企業者かつ、補助対象事業(機械などの導入)を神奈川県内で実施する必要があります。

どういう費用が対象になるのか?                         

補助事業の遂行に必要な機械装置等の購入に要する経費

補助事業の遂行に必要なITサービスやシステムの導入・開発に要する経費

機械装置等を設置するために必要な最低限の改修工事に要する経費    

この3つが対象です。

補助はどの程度の額や率になっているのか?                    

補助金上限は500万円です。そのうちITサービス・システムは50万円、必要最低限の改修工事は100万円が限度です。

中小企業(製造建設等や宿泊娯楽 21人以上、商業サービス業 6人以上)は1/2

小規模事業者(製造建設等や宿泊娯楽 20人以下、商業サービス 5人以下)は2/3です。

補助要件があると聞きましたが                       

主な補助要件として

●付加価値額を年率平均1.5%(3年で4.5%)増加する計画である事

●給与支給総額を増加させる事   

●営業許可等を受けている、または補助事業完了までに許可等を取得する見込みがある事

などがあります。

自動車は対象になりますか?

「汎用的に使用可能な自動車」つまり公道を走る自動車は対象にならず、「船舶」「航空機」も対象になりません。

建物や内外装は対象になるのか?

機械装置や IT サービスの導入に付随する電気や床等の工事ではなく、単独で行う工事は一切対象になりません。機械導入の動線変更や電源工事など、最低限の工事は対象になる経費としてみなされます。

中古機械は対象になるか。                          

中古の場合も対象になります。その際に、古物商許可証番号が記された書類の提出を求めることがありますと記述されています。

パソコンやスマホ、タブレットなどは対象になるか。              

汎用性の高い機械装置等に該当するかで判断されます。一般的には入らない可能性は高いですが、その事業専用に利用するスマホタブレットであることが示せれば対象になる)

補助金に出すと機械をいつ納入できるのか。

皆さんがこれから申請をして、採択された時に交付決定が出ます。そこから、メーカーさん・ベンダーさんに発注できます。そして、実施期間が2025年1月31日になっていますので、そこまでに納入して支払い、申請段階で計画している事をやってもらう必要があります。報告書は2025年2月7日までに提出します。時間管理を発注時に確認しながら進める必要があります。

補助金はいつ出るのか。

出るのは精算してから後になります。なので、「交付決定」⇒「機械の購入」⇒「機械の取引先への支払い」⇒「補助金事務局に実績報告」⇒「事務局から入金」という順番です。来年2月に報告書を出すとすると、そこから1-3か月程度かかりますので早くて3月、遅くて5月に入金です。つまり購入資金については一時的には自社で用意する必要があります。もし、金融機関等融資実行を必要とする場合は、金融機関様やメーカー様と早めに協議頂く事をお勧めします。

どうやって申請するのか。

必要書類を揃えて、神奈川県の電子申請システムから申請してください。その際に利用者登録が必要です。

事業計画の書き方での注意点はなんでしょう。

*最も重要なのは、「審査項目」に答えるという事です。公募要領P9の「8審査」にかかれている項目にすべて答えているか。達しているかをまず確認しましょう。

 補助金で不採択になっている申請書は結構な割合で、審査項目で記述が求められている事項が記載されていない事が見受けられます。

加点項目とは何ですか。

 審査の際に、神奈川県の意図に合うような宣言や計画を既に申請・認定を受けている事で加点がもらえるということで、この補助金では

  • パートナーシップ構築宣言を公表し、登録企業リストに記載されている事
  • 事業継続力強化計画の認定を受けているか申請している事

この補助金を出される企業様の場合はほぼ取得されるので、取っていないだけで不利になるのでぜひとも申請・取得しておきましょう。

書くのに時間がかかって大変そうなのですが。

そういう場合は、フェニックスにお任せください。当所では、

★      企業様の状況や必要な機械類を入れた際に、新商品開発に役立つか/効率化されるか

★      補助金趣旨に照らし合わせて申請が可能か

★      事業計画の実現可能性

といった、計画を作るための支援をいたします。また交付決定後の導入意向、補助金が振り込まれるまでの支援も致します。 お問い合わせは必要事項記載の上、kagajo@phoenix-bl.comまで。

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