IoTとチャレンジ精神

久しぶりの所長ブログです。

パソコン、スマホ、スマートウォッチ。だけではなく、
自動車、マシニングセンタ、ペースメーカー。なんでもインターネットとつながる時代。
ネットと接続することで、稼働状態がどこからでも見られるし、遠隔操作も可能になる。

しかし・・・・・

ネット接続は、あなただけでなく、他の方もつながる可能性がある、ということ。
もし、悪意の第三者があなたの持っている機器を操作できてしまったら・・・
パソコンなら情報漏洩で済みます(それでも損害賠償はかなりの額)が、自動車、工作機械、ペースメーカーは人や物に物理的に被害を与えてしまう可能性があるのです。

では、企業としてどう対応する?(+こんなサービスあるけど。)というセミナーを聞いてきました。

IoT機器は怖い!という社長さんもいらっしゃると思います。しかし遠隔操作や稼働状況を機械が把握して状況判断もしてくれる、生産性向上の機会を捨てるのは、非常にもったいないですよね。
ネット接続に伴うリスクをゼロにすることはできませんが、リスクの可能性を減らしたり、リスクが現れた時にその損害を軽減することは可能である、そう私は思います。

社員が元気な企業は、リスクを怖がることなく、その可能性をいかに減らすか、リスクが見えた時に、いかに軽減する策を事前に講じているか。ができています。

一社員は自発的だし、アイデアがどんどん出てくる。だから、顧客企業もどんどん情報をくれるし、頼りにする。技術やアイデアが要求される高い単価の業務がやってくる。

元気がない企業は、リスクに直面すること自体を怖がり、今の商品、今のやり方、今の組織にしがみつく。そんな企業に顧客企業が頼りにするのは、いかに単価を安く仕上げてもらうか。それだけです。

さて、肝心のIoT機器が企業にもたらすリスクの可能性を減らす具体策、リスクが表れてしまった場合の軽減策は?
また次回以降にお話ししたいと思います。

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